<< 構造の知得 >>
擁壁の落とし穴
土地を買って敷地内に2.0m以下の擁壁が有る時は注意
新築で高低差が有るので擁壁を作った、2.0m以下の場合は計算して施工写真を取り、強度検査もしとくべきです。
2.0m以下の擁壁は安全を確認できないので、擁壁は無いとみなして安息角以内に新設の基礎を設けないといけません。
計算をして写真を取っていたとしても、認めていただけることは薄いです。1.99mのときに工作申請をしない方が多いいですが、2.0m以上にして工作物申請をすれば、行政が認めた擁壁に成ります。
ここにも矛盾が有りますね、2.0m以下で工作申請をしたいと行っても、行政は受けて頂けません。
木造耐火1時間
木造の耐火建築物が増えてきましたが、知らないと困ることが有ります。
耐火仕様に2×4工法と軸組工法では違いが有ります、両方の工法の耐火建築物設計者の講習を受けてください。
講習を受けるとテキストがもらえて(講習を受けないと買えない)詳細がわかります。
例えば 1,2、3階天井の仕様が違います、在来工法は強化石膏ボ-ド21mm×2枚ですが、2×4工法では強化石膏ボ-ド21mm+25mmとなります。両工法ともに強化石膏ボ-ド21mm×2枚にすれば安全ですが、荷重を少しでも軽くしたいですね。
在来工法は審査機関も気づかないことが有りますが、たるきと梁の最小梁成が決まっています、在来工法の仕様を調べて見てください。
後、構造計算に関係する固定荷重ですが、根拠が必要ですね東京デンコ-の2×4ソフトは耐火仕様が選べるので手間がかからないですね、荷重も問題のない荷重です。KIZUKURI は個人的に入力します、その時は根拠の有る荷重を決めてください、検査機関で荷重の指摘が出ると、再計算で再提出に成ります。
金物の有りえへん
有る現場の有りえへん事です。
ここはホ-ルダウン25を図面で示していたところ、オメガプレート10kN用とオメガプレート15kN用を合わせて25kNとしたと現場監督が言いました。
オメガプレ-ト10kNは単体で使う時は良しとしています。オメガプレート15kNは最上階の柱頭のみ単体で許可しています。
オメガプレ-トは単体での実験しかしていませんので合わせて使うことは出来ません。
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